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破滅的な恋愛にちょっと頭がクラクラしそうなアブナイ映画『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『ユメの銀河』

2016.09.10 | 男と女 恋愛 SEX

著者:純

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もし自分がするとしたら、こんな恋愛あり得ないし嫌だ!と思うものの、妙に心に引っかかる。そんな映画がたまにあります。好きだからこそ命を奪うとか、好きな人のために命を投げ出すとか。そんなちょっと狂気が混じった作品をご紹介。

『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』はポスターとかDVDが印象的で、タイトルは知っているという人も多いはず。R15指定で、冒頭がいきなりモザイク入りの映像だったりするのでちょっとビックリ(汗)。その後も度々モザイクが…は置いておいて。海辺のコテージで一人暮らしをする中年男性のゾルグがベティと出会い、いっしょに暮らし始めるのですが、このベティが見た目はカワイイのにかなりイカれていて。怒ると家中の物を窓から放り出し、挙句、家に火をつける。ウエイトレスをしていて、ムカつく客にフォークを突き刺す。よくこんな女の子…と変に感心するのですが、ゾルグはベティに夢中なようで。どうも丸く収まりそうにないなとは思うのですが、本当にトンデモナイ方向に…。パッケージから想像していた感じを大きく裏切ってくれる作品です。

『ナチュラル・ボーン・キラーズ』はとにかく人殺しをしながら逃走を続けるカップルの話。アメリカではボニー&クライドや、それをまねて起こったチャーリー&キャリルの事件など、本当に同じような事件が起こっていて、それをモデルにしたものかと。実際の事件でもそうだけれど、次第に2人を世間がアイドル視していきます。怖いもの見たさというか、人間の中にはつい残虐なことに魅力を感じてしまう部分があるのかも?最低なんだけど、この映画のミッキーとマロリーは魅力的だしかなり好きです。

最後に『ユメノ銀河』は日本の作品。夢野久作の小説『少女地獄・殺人リレー』が原作ってところからもう怪しい。バスの車掌をしているトミ子は、別の町に暮らす友人のツヤ子を事故で亡くすのだけれど、彼女は自分の婚約者が運転していたバスに乗っていた時に死亡。婚約者だった新高の写真は、車掌仲間の間で噂の殺人鬼にそっくりという噂が。そんな新高がトミ子の会社に就職し、トミ子と組むことに。次第に新高に惹かれていくトミ子…。モノクロ映画ですが、2人が見つめ合う数分間の無言のシーンが圧巻。新高役の浅野忠信が怪しくて魅力的です。

どの映画にもアブナイ男やアブナイ女が登場して、どうしようもなく心をつかんでいくのです。ちょっとアブナイ恋愛に憧れている方は、ぜひ映画の中だけで満足してください。

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