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是枝裕和監督ラブ!おすすめ2選

2016.07.07 | 人間ドラマ

著者:おじょん

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【ゲイバーのメリット】
その1
酔っぱらいながら募金ができる(画像参照)
その2
イケメンさんとお話ができる(ブスもいるけど)
その3
お客さんとの会話でいろんな情報を共有できる

中でも3が醍醐味だわね。私の知らないたくさんのことをお客さんから教えていただくわ。
こないだ映画の話になったのよ。すると、お客さんが是枝裕和監督をお薦めしてくれたの。ママはたぶん好きだろうって。
監督の名前こそ聞いたことあったけど、観たことなかったので、さっそく帰宅してbonoboで「是枝」と検索して観てみたわ。

さてさてどんなもん観せてくれるんだい? 是枝さんよぉ~、あたしゃあなかなかの揚げ足取りのへそ曲がりだわよぉ~。

数時間後…

…是枝さん! いや、先生! 観せてくれたし魅せてくれたわ! あなたに会えてよかった!! ファービュラス! パーフェクト! エクセレント!!

とまぁ、かなり気に入ったわけよ。私好みな作品だったわ。
前にも書いたんだけど、ドラマよりドキュメント派なのね、私。現実感のないハッピーエンドとか嫌い。

けど彼の作品は、まるでドキュメントを観てるかのようにとても自然。無理矢理こじつけたような山谷もない。だからじわじわぁ~っと観てる側に入ってくるの。そして、メッセージをそっと添えて、溶けるようにエンドロールが始まるのね。そのメッセージも悲しみ、憎しみ、絆、喜び、幸せとはなにか、たくさんの感情がぎっしり入ってる。

全作品これから観たいんだけど、とりあえず観た2作品を紹介させていただくわね。

『誰も知らない』

カンヌにて、柳楽優弥が最年少で最優秀主演男優賞を獲得し、是枝監督の名を知らしめた有名な作品ね。
「あたしは幸せになっちゃいけないの?」と、数万円だけ残し、男の元へ消えた母親。そして残された4人の兄妹。必死に面倒を見る長男。やがて金も底を尽き、電気も水道も止められ…。
私も過去にそれに似た経験があって、観てて本当に辛かった。母親がどんなに憎くても、子は母の帰りと愛情を待ち続けるのよね。
実話だっつーから余計に悲しくてね。家族の在り方を考えさせられたわ。
母親役のYOUがいい味出してて、子供といる時はいい母ちゃんなんだわ! その優しさが余計に悲しくて憎らしいの! ちっきしょー!!

『歩いても 歩いても』

お盆でおじいちゃんとおばあちゃんの家に親戚が集まる。蝉の声、おばあちゃんの料理、子供たちの笑い声、観てて懐かしい幸せそうな家族の風景。
けれどそこから少しずつ見えてくる、家族の悲しい過去、父と息子の関係、毎日100%笑顔とは言い切れないひとりひとりの思い。

家族とは? 親子とは? 幸せとは? あまりにも作品が自然にできてて、だからこそ自然に感じて考えさせてくれる作品よ。
明るいとこだけじゃない。暗いとこもあって、それが“生きる”ってことなのね。
おばあちゃん役の樹木希林。もういろんな意味で感服でございます。

本当にいい監督と巡り会えたわ。次はどの是枝さんを観ようかな。
紹介してくれたお客さんに今度ビールでも奢ってあげよっと!


「誰も知らない」

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「歩いても 歩いても」

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「誰も知らない」(C)「誰も知らない」製作委員会 「歩いても 歩いても」(C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会


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